ガラス
ガレ
『朝顔蝶文花器』
1900年頃 フランス
1900年頃 フランス/ナンシー
側部に"Galle"の陽刻サインあり
サイズ:高さ 80.0cm 幅 24.0cm
コンディション:大変に良好です。
※写真は、焦点があまく多少の歪みがあり、実際の色と若干異なっています。
ガレが大いなる影響を受けたジャポニズムの雰囲気も感じさせてくれる大変美しい大型の花器です。
多層ガラス(半透明の緑色地のベースに紫の色ガラスを重ねてあります)に、朝顔の花冠と葉と蔓に蝶の文様
がカメオ技法(酸化腐食彫り)で見事に描かれています。更に豆電球を入れると、緑色を背景に朝顔の
グラデーションのある姿が幻想的に浮かび上がり、溜息をつくほど綺麗で・・ヒーリング効果があるのか・・
何かホッと落ち着いた気分になります。
この様な作品は、数あるガレ工房の作品の中でも、芸術的にも技術的にも非常にレベルの高いもので、ガレ・
コレクターにとっては、垂涎ものの作品のひとつとなっています。
※この作品の形状は、ご覧の通り、細長く一見不安定そうにも見えますが、底部が重く重心が低いため、
実際は倒れにくく、かなり安定感があります。
国内参考価格:ガレのこのレベルの大型作品は、かつては1000万円以上、現在でも550万から600万円
の小売り価格が設定されている場合が多いようです。
落札希望価格 | 最高入札価格 |
ご入札者 | 入札締切日 |
on request | \1,500,000. | WATASHI | '00/1/12 |