漆器

文化財的な漆器作品です!!

『梨子地高蒔絵松竹梅文高坏一対』

2点一組

江戸(を含めそれ)以前の作と推定

1点ごとに箱付き



※写真は、焦点があまく多少の歪みがあり、実際の色と若干異なっています。

漆器:高坏 2点一組

江戸(を含めそれ)以前の作と推定されます。

1点ごとに1箱付き(2箱)

サイズ:高さ 23.0cm± 皿部 22.5cm± * 22.5cm±


コンディション:片方の高坏の高蒔絵に剥脱部分が数カ所有り、他にも若干の当たり等が有りますが、江戸以前 からの伝来品にしては非常に満足のゆく保存状態です。

総梨子地に松竹梅文の高蒔絵が施された文化財的価値の高い非常に堂々とした立派な作品です。

ご出品者のコメント(原文通り):室町末(安土桃山)期より正月道具として伝来したもので、大事な来客の際の菓子器です。 ただし超一流の貴人(例えば殿様)向けではございません。殿様専用のご什器は毒盛りを慮ってお持ち込みが主で、予備として 定紋を打ったものが若干用意されていたとか聞き及んでおります。ちなみに、この高杯を使用した珍客といえば、「伴天連」 「甲比丹」などヨーロッパ渡来のいわゆる南蛮人に、砂糖饅頭や揚げ菓子など供したそうです。素朴というか、やや荒めの細工な のは唐菓子など油ものにも使用したためか、もともと地元の小土豪から拝領した品なので、その財力の反映でしょうか。いったい に江戸時代の塗りは、蒔絵にせよ梨地の細かさにせよ、私どもの貧弱な手持ちの品を見ましても、はるかに繊細で華麗ですが、 こちらは本当に実用本位、出品者が自分で申すのもなんですが、全体的に無骨な、いかにも戦国時代というつくりです。ただ江戸時代 に補修が施されたおかげで、あまりひどい傷はございませんが。


    
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ご入札者入札締切日
on request \130,000. Mie.Ozk. '00/1/12
※落札されました