スターリング・シルヴァー(銀の純度:92.5%)
『ヴィクトリアン・デザート・ナイフ&フォーク・セット』
12点一組(6客用)
1895 & 1897年 英国
"Six Pairs of Victorian Silver Tea or Dessert Knives & Forks "
ヴィクトリアン・デザート・ナイフ&フォーク・セット:12点一組(6客用)
スターリング・シルヴァー(銀の純度:92.5%)
1895 & 1897年 英国/ロンドン
サイズ : ナイフの長さ 16.2cm± フォークの長さ 15.0cm±
コンディション:ごくわずかにスクラッチ(ひっかき傷)や磨滅等が有りますが(この程度のスクラッチや磨滅
があるのは自然で、今後使用している間にも生じますから、骨董銀の場合は特に、欧米のオークションではあま
り問題視しません)、100年以上経過している割には大変良好なコンディションを保っています。
英国のヴィクトリア時代に制作された非常にデコラティヴで洗練されたデザインのデザート・ナイフ&フォーク
のセットです。ハンドルに施された"いかにも"ヴィクトリアン・アンティーク・シルヴァーらしい華やかで
細かいレリーフが美しく、その端はオールド・ピストルと呼ばれる非常に人気のある形状になっています。
この古いピストルの台座のようなハンドルは、"品"良く端っこを摘むのにとても"具合"良く、長い間愛され続け
てきた伝統的デザインの最たるものですが、通常はプレーンなサーフェス(表面)の場合がほとんどで、ここま
で凝った装飾的な加工が施されているものは稀です(筆者も滅多にお目にかかった事がありません)。
更に、スターリング・シルヴァー(銀の純度:92.5%)のカトラリー(刃物類)は、メッキの安物とは根本的
に異なり、ほぼ永久に実用可能なわけですから、これだけデコラティヴでお洒落で可愛いオールド・ピストル
・ハンドルのナイフ&フォーク(は秘蔵or愛蔵されるため)を入手するのは"はなはだ"困難です。
当然、欧米のオークションに出品されれば高値落札は間違いなく、ましてや(外国人観光客の衝動買い用の)
安物メッキもの中心のフリー・マーケット等では、まず拝むことすら叶わないと思います。
とにかく、(アフタヌーン・ティーやデザート用に)使用頻度が高く、(食事の"おおとり"を飾って)食卓の
滞在時間が最も長いデザート・ナイフ&フォークやティーorコーヒー・スプーンにこだわれば、ホストの評価
が"確実に"高まること請け合いです。
※ナイフやフォークは、なるべくハンドルの端を持つのが"品"の良い持ち方だとされていますが
・・・そういえば、先っぽを掴んでは、ウチの"ばあや"によく手をぶたれたっけなぁ・・・なーんちゃって?
/ 毎回、使い古しの"つまらない"冗談ですみません。
デイト・レター・マーク(横向き)/ロンドンで1897年に使用された"b"(上段)と1895年の"U"
(下段)の(年文字)の刻印です。
ライオン・パサント・マーク/英国スタンダードでスターリング・シルヴァー(銀の純度:92.5%)
を示す刻印です。
アッセイ・マーク(横向き)/ロンドンのアッセイ・オフィス(王立試金所)を示す"レパード(豹の正面顔)"
の刻印です。
メーカーズ・マーク/シルヴァースミス(銀職人)の工房(Thomas Bradbury)を示す刻印です。
落札希望価格 | 最高入札価格 |
ご入札者 | 入札締切日 |
on request | \125,000. | HY777 | '99/12/20 |