メゾティント法銅版画
サー・エドワード・J・ポインター
『スウィートピーの咲く頃』
"Pea Blossom"
1900年頃 英国
額付き
※ロイヤル・アカデミー(英国王立美術院)のプレジデントでもあったサー・エドワード・J・ポインターは、
"ネオ・クラシシズム"(新古典主義)派の代表的な作家で、ポートレートを得意としていました。
※M・コーマックは、当時の非常に腕利きの彫版師です。
1900年頃 英国にて制作
銅版画 : メゾティント法彫版 [ Mezzotint ] / サインド・プルーフ / ビフォー・レター
※サインド・プルーフ / ビフォー・レター : 題名等のキャプションを作品下部に彫り込む前
(ビフォー・レター)の銅版の状態が最も良い時点で刷った特別版で、それを彫版師のM・コーマックが
サイン(鉛筆)して証明した(サインド・プルーフ)同エディションでは最も貴重な作品です。
※色調はセピア(濃いめのこげ茶)のモノトーンで、メゾティント特有のビロードのようなサーフェスに刷
り上げられています・・・髪やドレスの柔らかなタッチも、なっなっなんと、銅版で刷るんです!!全く驚く
べき彫版テクニックです!!
版画サイズ(プレート・マーク) : 57.5cm± * 45.2cm±
コンディション : マージン(余白)にわずかな汚れやフォクシング(班点状のシミ)等がありますが、 100年も経過した版画では自然な事ですし、イメージにはほとんど影響が無く、鑑賞上はまったく 気になりません。ちょうど1世紀前の大型銅版画にしては、満足のゆく大変に良好な保存状態です。
落札希望価格 | 最高入札価格 |
ご入札者 | 入札締切日 |
on request | \100,000. | hide | '00/1/21 |