スターリング・シルヴァー(銀の純度:92.5%)
『ヴィクトリアン・4ピース・ティー&コーヒー・セット』
4点一組
1866 & 1868年 英国
"A Victorian Four-piece Tea & Coffee Set"
スターリング・シルヴァー ( 銀の純度 : 92.5% )
※ティー・ポットとコーヒー・ポットのハンドルには、断熱のための象牙リングがはめ込まれています。
4ピース・ティー&コーヒー・セット : 4点一組
ロバート・ヘンネル工房 英国 / ロンドン
<内訳>
ティー・ポット 1868年制作 サイズ : 高さ 約 21.3cm
コーヒー・ポット 1866年制作 サイズ : 高さ 約 26.2cm
ミルク・ジャグ 1866年制作 サイズ : 高さ 約 13.6cm
シュガー・ボウル 1866年制作 サイズ : 幅 約 17.9cm
重量 : 約 2,623g ( 4点合計で )
ヴィクトリア時代に英国で制作された非常にデコラティヴで洗練されたデザインの "4ピース・ティー&コーヒー・セット" です。
そのいかにも "ヴィクトリアン・アンティーク・シルヴァー" らしいレリーフや彫刻による凝った装飾が、非常に華やかな
印象を作品全体に与えながらも、贅沢極まりないヴィクトリア朝のデザインを、八角形のシャープなフォルムが・・・きりっと・・・
バランス良く引き締めています。
国内参考価格 : スターリング・シルヴァー ( 銀の純度 : 92.5% ) のシルヴァーウェアは、チープなメッキものとは根本的
に異なり、ほぼ永久に実用可能ですので、実際に使いながらも・・・いつまでも資産価値を保つ事のできる・・・数少ないコレクション
・アイテムのひとつです。しかも、これだけ凝った作りのコンディションの良いヴィクトリアンのセットですから ( 外国人観光客向け
<衝動買い用>メッキものジャンク中心の欧米のフリー・マーケット等では、まず拝むことすら叶わないと思います ) 、日本国内で売
りに出されれば、おそらく200万円前後の小売り価格が付くと思われます。ちなみに、日本国内で売られている 《 ブランドもの 》 の
銀製品の中には ( 銀製品は、アール・ヌーヴォーやアール・デコの時代に制作されたアート性の強い特殊なもの等を除き、出来の良し悪
しが価格決定の主要なファクターで、《 ブランドもの 》 といっても、自社工房を持っていないところもあり、国際的なオークションで
はその付加価値を加味してくれないケースがほとんどです ) 、今回の作品よりもうんと小振りな新物の装飾の全く無いプレーンな
スターリング・シルヴァーのポット ( 1個 ) が50万円前後で売られていますし、メッキものでさえ15万円以上の価格が設定されて
います。
<ホール・マーク ( 刻印 )>
ライオン・パサント・マーク : 英国スタンダードでスターリング・シルヴァー ( 銀の純度 : 92.5% ) を示す刻印です。
アッセイ・マーク : ロンドンのアッセイ・オフィス ( 王立試金所 ) を示す "レパード ( 豹の正面顔 )" の刻印です。
税金マーク : 国王に税金を納めた事を示す刻印 ( ヴィクトリア女王の横顔 ) です。
デイト・レター・マーク : ロンドンで1866年に使用された " l " ( 年文字 ) の刻印です。
デイト・レター・マーク : ロンドンで1868年に使用された " n " ( 年文字 ) の刻印です。
メーカーズ・マーク : シルヴァースミス ( 銀職人 ) の工房 " Robert Hennell " を示す刻印です。
※写真は、焦点があまく多少の歪みがあり、実際の色と若干異なっています。
落札希望価格 | 最高入札価格 |
ご入札者 | 入札締切日 |
on request | \766,000. | HYHY777 | '00/4/3 |