ドーム
『木の実文杯(花器)』
1910年頃 フランス
1910年頃 フランス/ナンシー
底部に"DAUM NANCY ≠"の陽刻サイン有り
※ ≠ : ロレーヌの十字架 [ Cross of Lorraine ] と呼ばれている(ナンシーのある)ロレーヌ地方で使われていた十字架マークです。
サイズ : 高さ 10.7cm±
コンディション : 約90年経過しているガラス作品ですから、細かく診れば、多少の汚れや微少な チップ(欠け・剥離)等は有るかもしれませんが、全体的には完品と言えるほどの大変に良好な保存状態です。
非常に珍しく美しい・・・
ドーム・・珠玉の逸品です!!!
こんな作品見たこと無い!!??
葉にとまった「蛍」の様な虫が(おそらく蛍だと思います!)・・・
明かりを結構落としても・・・
「蛍」の様に淡く輝いていて(尻尾の先だけではなく身体全体が)・・・
それはそれは幻想的です!!!
‡ ガラス地 : ヴィトリフィカッシオン(※注1)で地模様を施してあります。
※注1 粉末の色ガラスを素地にまぶして炉で溶かし込み地紋を施す技法です。
‡ 葉と木の実の装飾 : ヴィトリフィカッシオンで地模様を施した被せガラスがエッチング(カメオ技法/酸化腐食彫り)されています。
‡ 耳(取っ手)の装飾 : ヴィトリフィカッシオンで地模様を施した色ガラス塊を成型し溶着してあります。
‡ 虫他の凸状装飾 : プラチナ箔か金箔をはさんだカボッション(※注2)が更にグラヴュール(手彫り)されています。
※注2 赤熱しているガラスの表面にプラチナ箔か金箔を置き、その上に溶けた色ガラス塊を溶着する技法で、
カボッション・カットされた宝石のような輝きを持たせた装飾です。
※写真は、焦点があまく多少の歪みがあり、実際の色と若干異なっています。
落札希望価格 | 最高入札価格 |
ご入札者 | 入札締切日 |
on request | \1,280,000. | M.Mit. | '00/6/13 |