様々な色の木材によるマルケトリー細工（※）で花の装飾が施された大小２段の天板と、手彫りされた ３本の脚で構成されたこのテーブルで、アロマティックな紅茶でもいただきますか・・・優雅！

※マルケトリー技法 ： 寄木象嵌法のことで、アール・ヌーヴォー期には、この技法による家具が非常に脚光を浴びました。ガレも、 ナンシー／ラ・ガレンヌ通りに家具工房を設立し、マルケトリー細工の家具調度品を積極的に制作しました。

国内参考価格 ： ガレのテーブルも、天板が１段のものや、マルケトリー細工が凝っていないものは、 日本国内で売り出される場合も、１００万円以下の店頭価格が設定されている場合が多いようですが、 このレベルの作品になりますと、１００万円をかなり超える価格が設定されているようです。

※写真は、焦点があまく多少の歪みと写り込みが有り、実際の色と若干異なっています。