版画

マルク・シャガール

『ダフニスとクロエ』より

『バッカスの神殿と物語』

”Daphnis et Chloe”

”Temple et Histoire de Bacchus”

1961年

額付き




※写真は、焦点があまく多少の歪みが有り、実際の色と若干異なっています。


作者 : マルク・シャガール [ Marc Chagall ] ( ロシア : 1887 - 1985年 )

1961年

オリジナル石版画(カラー・リトグラフ) : シャガールが自ら製版した多色刷り石版画です。

額付き : 現状はシートのみですが、落札決定後に額装してお渡しします(新品の額を使用)。

サイン無し

※『ダフニスとクロエ』シリーズの(普通版の)各版画には通常サインは有りません。

エディション数 : 250部限定(他に若干の直筆サイン入りサイド・エディション有り)

※エディション番号は通常シリーズの奥付けに記入されており、各版画には記載されていません。

レゾネ番号 : Mourlot No.346

シート・サイズ : 42.0cm± * 64.0cm±


コンディション : この作品には、もともと挿絵本のダブル・サイズ(ページ)だったために、中心に垂直の折り目が 有りますが、今回の出品作品は、その線がほとんど目立たず・・・例外的に・・・良好な保存状態です。

シャガールの最も評価の高い三大傑作シリーズのひとつとして・・・

誰しも認める『ダフニスとクロエ』の中でも・・・

芸術性・人気ともトップ・クラスの・・・

非常に美しい”シャガール・レッド”のオリジナル・リトグラフ作品です!!!

数あるシャガールのシリーズ作品(挿絵本)の中でも、『ダフニスとクロエ』 は、『サーカス(シルク)』 『アラビアン・ナイト』 とともに、最も高い評価を受けています。その 『ダフニスとクロエ』 全42点のオリジナル・ リトグラフ作品のうち、赤ベースの作品の最高峰と言われている 『小牧場の春』 に並ぶ、燃えるような赤が印象的な本当に 美しい作品です。

※『ダフニスとクロエ』 : 古代ギリシャの作家ロンゴスの小説。レスボス島を舞台に、羊飼いの少年”ダフニス”と その恋人”クロエ”が、波乱万丈の末、女神や妖精の助けを借りながら結ばれるという、牧歌的でロマンティックな物語です。

参考価格 : 『ダフニスとクロエ』シリーズの作品には、オークションで(モティーフによっては)20万円台で落札される作品も ございますが、今回の 『バッカスの神殿と物語』 は、国際的なオークション会社でも、そういった作品よりもはるかに高値で落札され ます。ちなみに、2000年12月にロンドンで(国際的な最大手のオークション会社によって)開催された版画オークションでは、 この 『バッカスの神殿と物語』 と 『ダフニスとクロエ』 シリーズ中のもっと安い作品が2点一組で出品され、10,200ポンド (買い手手数料込み:1ポンド=@\175. で換算し \1,785,000.)で落札されました。また、1999年4月にニューヨークで (やはり国際的な最大手のオークション会社によって)開催された版画オークションでは、直筆サイン入り の 『バッカスの神殿と物語』 (レポートによると、シミ・汚れ・変色が若干有る作品でした)が、約280万円(買い手 手数料込み:当時の為替レートで換算)で落札されています。ところで、東京都内で同じく2000年12月 に開催された(会場を設営するタイプの)オークションでは、この 『バッカスの神殿と物語』 に、 \607,750. − \718,250. (買い手手数料・消費税込み)の落札予想価格が設定され、\574,600. (買い手手数料・ 消費税込み)で落札されましたが、何か原因が有ったのでしょうか・・・?

    
落札希望価格
現在の
最高入札価格
ご入札者入札締切日
on request \1,000,000. H.Kanam. '01/1/29
※落札されました