アンティーク・プリンティッド・エフェメラ

『ヴィクトリアン・グリーティング・カード・コレクション』

Antique Printed Ephemera

”A Collection of Victorian Greeting Cards”

177点一組

19世紀後半




※写真は、焦点があまく多少の歪みが有り、実際の色と若干異なっています。


ヴィクトリアン・グリーティング・カード・コレクション : 絵付けは、主に、多色刷り石版画 か 多色刷り木口(こぐち)木版画 に よるものです。

177点一組 : 2冊のアルバムに収められています。

19世紀後半

サイズ : 最小 4.2cm± * 7.6cm± 〜 最大 23.6cm± * 18.6cm±

コンディション : 一部の作品にわずかな紙ヤケや汚れや退色が有りますが、全体的には概ね良好なコンディションです。

若き日のケイト・グリーナウェイがデザインし

わずかな数だけ制作された

”幻”の特別版ヴァレンタイン・カードをはじめ・・・

国際的なオークションにも滅多に出品されない超レアな作品を数多く含む・・・

100年以上も前に ”愛” を語った・・・

ロマンティックでセンティメンタルなアンティーク・エフェメラのコレクションです!!!

20世紀初頭に大量に印刷されたグリーティング・カードは、当然ながら入手しやすいのですが、ヴィクトリア時代の ハンド・メイドのカードは、状態の良いものが少なく、コレクション・アイテムとして、欧米では定期的にオークションが 開催される程、大変に人気があります。

ところで、日本でヴァレンタイン・デー(2月14日)といえば、女性から男性にチョコレートを贈る日となっていますが、 欧米では、従来より、愛を告白する目的で、男女を問わずカードを贈りあう慣わしになっています。 しかも匿名が原則で(カードには署名せず)、言葉もなるべく少なくし、花の切り抜きを貼り付けたり絵を描いて、 花言葉で気持ちを伝えるという、ゲーム性に満ちたとてもロマンティックで待ち遠しい日なのです。 それゆえ、ヴァレンタイン・カードには、元々非常に凝った高額なものが多く、ヴィクトリア時代のカードに施された エンボスト&ハンド・ピアースト・ペーパー・レース・ボーダー(凹凸を付けて手で穴を開けた紙レースの縁飾り)等の 仕事の細かさには、本当に驚かされてしまいます。

ちなみに エフェメラ [ ephemera ] (英語) とは、本来、「蜉蝣(かげろう)のように短命で儚い(はかない)もの」といった 意味ですが、芸術作品として制作された版画作品等とは異なり、同じ印刷物ではあっても、グリーティング・カードや葉書、 あるいは商品ラベルやポスターといった、すぐに処分されてしまう(運命にある)印刷物の総称となっています。

なお、上記コレクションのほぼすべての作品は、ベルヌ条約(著作権に関する国際条約)に基き、その著作権・版権が消滅しており、 グリーティング・カードそのものの複製品を制作販売するのに何の制限もありませんし、あらゆる商品のデザイン・ソースとして も無制限に利用できます。

※このロットは、オークショニアの自己出品で、落札希望価格はもちろんの事、落札下限価格も 設定していません。バイヤー様におかれましては、何卒ご遠慮なく、ご忌憚のない価格でご入札いただきましたら 幸いでございます。



※写真は、焦点があまく多少の歪みが有り、実際の色と若干異なっています。

    
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ご入札者入札締切日
設定しません \395,000. Beth '01/1/22
※落札されました