ドーム
『藤文花器』
19世紀後半−20世紀初頭
フランス
なんとも言えず渋くて好ましい色合いの・・・
細部まで・・・
手間を惜しまない丁寧な仕事がなされている・・・
とても出来の良いドーム作品です!!!
19世紀後半−20世紀初頭 フランス/ナンシー
側部に ”DAUM NANCY” ( D は ‡ との複合文字になっています ) の陰刻銘他有り
※ ‡ : ロレーヌの十字架 [ Cross of Lorraine ] と呼ばれている ( ナンシーのある ) ロレーヌ地方で使われていた十字架マークです。
サイズ : 高さ 36.2cm± 最大幅 10.5cm±
コンディション : 約100年経過しているガラス作品ですから、非常に細かく診れば、多少の汚れや微少な
チップ(欠け)・スクラッチ(引っかき傷)等は有るかもしれませんし、制作時から存在するくぼみ等も有りますが、
問題になるような瑕疵(かし)は無く、全体的には完品と言えるほどの、大変に良好な保存状態です。
ヴィトリフィカッシオン(粉末の色ガラスを素地にまぶして炉で溶かし込み地紋を施す技法です)で地模様を施した
被せガラスの素地に、藤の花と葉と茎の装飾がカメオ技法(酸化腐食彫り)で施されており、
更に、部分的に手彫りされているように見えます。
落札希望価格 | 最高入札価格 |
ご入札者 | 入札締切日 |
on request | \285,000. | matt | '01/5/18 |