アンティーク陶磁器

マイセン窯

デコラティヴ・プレート(絵皿)

『羊飼いの休息』

1760年代

ドイツ




※写真は、焦点があまく多少の歪みと写り込みが有り、実際の色と若干異なっています。


精緻な筆使いと素晴らしい発色・・・

その技術レベルの高さに驚かされる・・・

18世紀半ばに制作されたマイセン絵皿の逸品です!!!


マイセン窯 : 白磁製手彩色プレート(絵皿)

1760年代 ドイツ

底部に窯印( ※ )有り

※双剣の鍔(つば)の間に点のあるマークで、「点の時代」 と呼ばれてる時期(1765〜74年)に好んで 使われたマイセン窯の窯印です。

サイズ : 直径 23.5cm± 高さ 3.0cm±

コンディション : 厳密に見れば絵付けや金彩部分のわずかな擦れ・焼きムラ等がごく一部に有るかもしれませんが、 問題になる欠けや割れは無く、18世紀半ばからの伝世品にしては、完品と呼べるほど、非常に良好な保存状態です。

マイセン窯の時代区分で 「点の時代」 [ Punktperiode ] あるいは 「学術の時代」 [ Akademische periode ] と呼ばれた 18世紀半ば(1750年代)に制作されたこの作品には、当時のヨーロッパで流行していた(ワトーやフラゴナールに代表される) ロココ絵画風の絵付けが施されていますが、皿の中心から周囲の飾り模様や金彩に至るまで、大変丁寧な筆致で非常に質の高い仕事が なされており、この時代のマイセン窯の驚くべき技術レベルの高さを垣間見る事が出来ます。

なお、18世紀初頭、ヨーロッパで最初に硬質磁器の制作に成功したマイセンは、その後、ヨーロッパ磁器芸術の頂点に 君臨する事になりますが、この時期(1700年代)に制作されたマイセンの作品は、欧米の陶磁器コレクターの間でも 特に評価が高く、後の時代の作品とは別格の扱いを受けています。



※写真は、焦点があまく多少の歪みと写り込みが有り、実際の色と若干異なっています。

    
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on request \163,000. T.Fuku '01/7/16
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