藤田 嗣治
『聞き耳を立て様子をうかがう猫』
”CHAT au guet”
1930年
額付き
その独特の表現が堪能できて・・・
サイズ的にも満足のゆく大きさの・・・
とても飾り映えのする出来の良い肉筆作品です!!!
1930年
ドローイング(肉筆) : 紙に墨と赤のインク
額付き
”嗣治 Foujita”の直筆サイン(筆)有り
フジタ作品の所定鑑定人シルヴィ・ブイソン [ Sylvie Buisson ] の鑑定書付き
※本作品は、シルヴィ・ブイソン編「フジタ・カタログ・レゾネ第3巻」に収録される予定です。
シート・サイズ : 37.0cm± * 48.0cm±
額サイズ : 63.0cm * 74.0cm
コンディション : シートに多少のしみやヨレが有り、額にも多少の当たりが有りますが、鑑賞上はあまり気にならず、
70年以上経過した作品としては、充分に満足のゆく保存状態です。
無駄な線を省いた力強い筆致で、聞き耳を立て様子をうかがう猫の表情をとても上手く捕らえた、
さすがに・・・「猫の作家」とも呼ばれている・・・フジタならではの肉筆作品です。
フジタの猫作品の構図としては珍しく、尻尾が(トリミングされたのではなく意図的に)先端まで
描かれていませんが、それによって、姿勢を低くして何かにしのび寄って行こうとする猫の動きが、
実によく伝わってきます。
落札希望価格 | 最高入札価格 |
ご入札者 | 入札締切日 |
on request | \1,087,000. | HiroH | '02/2/2 |