アンティーク陶磁器

マイセン窯

デコラティヴ・エナメル・プレート（絵皿）

『神学者』

”Theologie”

19世紀　ドイツ

額付き




白エナメルの凹凸と地の紺との透け具合で明暗を表現・・・

その驚くべきテクニックと芸術性で絵付けされた天使と女神・・・

優しさと知性が融合している・・・

入手困難で非常にレベルの高いオールド・マイセンの逸品です！！！

これほど簡潔で繊細な絵皿を制作できる・・・

１９世紀マイセン窯の底力はさすがです！！！


マイセン窯 ： デコラティヴ・エナメル・プレート（絵皿）

１９世紀　ドイツ

額付き ： 時代を感じさせる渋くとても良い雰囲気の額です。

底部に窯印（※）と銘 [ Theologie, nach Raphael ] 有り

※両下端にコブが有って、一般に ”ボタン剣” と呼ばれている、１９世紀マイセン窯の典型的な窯印です。

プレート・サイズ ： 直径 25.5cm±

額サイズ ： 直径 35.0cm±

コンディション ： １００年以上経過している１９世紀のオールド・マイセン作品ですから、 当然ながら、わずかなスクラッチ（引っかいた跡）・金彩部分の擦れ・塗りムラ（焼きムラ）等は 有りますが、鑑賞上はほとんど影響が無く、全体的には、充分に満足のゆく良好な保存状態です（額には・・ 時代額ですので・・・多少の修復箇所や当たり・剥離等が有ります）。

本作品の絵付け（ラファエロの名画）は、一見、セーヴルやミントンの（いわゆる）パテ・スール・パテ （ペイスト・オン・ペイスト）の技法に似ていますが、なんと・・・白エナメルをレリーフ状に盛り上げ、 地色（花紺）との透け具合で明暗を実に見事に表現しています。なにはともあれ、こういった繊細極まりないオールド・マイセンの デコラティヴ・プレート（絵皿）には、本当に・・・なかなか出会えません！！！



※写真は、焦点があまく多少の歪みと写り込みが有り、実際の色と若干異なっています。

　　　　
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on request \525,000. OSAM '02/5/22
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