アール・ヌーヴォー&アール・デコ/ガラス

ティファニー

『ファヴリル・グラス花型花器(ブロンズ製台付き)』

” A Tiffany Favrile Glass and Gilt-Bronze Floriform Vase ”

1900年頃

アメリカ





虹彩のある羽毛模様が施されたファヴリル・グラスの花冠・・・

萼(がく)を装う凝った作りのブロンズ製台座・・・

高さも充分にあって非常に飾り映えがする・・・

ルイス・ティファニーのテイストそのものといった・・・

アール・ヌーヴォーの香り高き繊細で可憐な逸品です!!!


ティファニー [ Tiffany ]

1900年頃 アメリカ

底部に ” TIFFANY STUDIOS / NEW YORK / 714 ” の刻印有り

サイズ : 高さ 41.0cm±

※ファヴリル・グラス [ Favrile Glass ] とは、ルイス・ティファニー [ Louis C. Tiffany ] ( 米国 : 1848 - 1933年 ) が
 1890年頃に開発した光彩(虹彩または玉虫色の)芸術ガラス [ iridescent art glass ] の商標名(造語)です。


コンディション : 制作後100年近く経過したガラス作品ですから自然な事ではありますが、細かく診れば、 作品の制作時にできた素地の色ムラや擦れ等が若干有り(口部から約8cm下方に輪状の擦れが有りますが、 写真でもお判りの通り、あまりひどくは目立ちません)、更に詳細に診れば、微少なスクラッチ(引っかき傷)等も 有りますが、その他に問題になるような大きな瑕疵(かし)は無く、全体的には、充分に満足のゆく、 大変良好な状態を保っています。なお、ブロンズ製台座には、時代なりのサビが若干有りますし (表面のメッキにも擦れが一部有ります)、裏にある4本のネジのうちの1本が無くなっていますが、 そういった事はよくある事で、この(鑑賞上は目に入らない)部分のネジのオリジナリティー等を問題視する事は ほとんどあり得ませんので(現時点でも3本のネジでしっかりと固定されていますし、同じようなネジは 金物屋さんでも簡単に入手できますから)、ここではあえて欠点とはしませんでした。また、同じく台座の ベースにある黒い斑点は、意図的に施されている模様で、サビではありません・・・念のため。

※この作品は、細長く、一見、不安定そうにも見えますが、台座が広く重く作ってあるため、実際はかなり倒れ難く、 とても安定感があります。

※こういったガラス作品は、掲載写真の色合いの違いでもお判りのように、照明の当て方でかなり異なって見えます。




※写真は、焦点があまく多少の歪みと反射が有り、実際の色と若干異なっています。

    
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