再興九谷
吉田屋窯
『花文小皿』
江戸後期
箱付き
再興九谷の”最高峰”吉田屋窯の・・・
収集家マインドをくすぐる非常に美しい小品です!!!
再興九谷(吉田屋窯) : 青手小皿
江戸後期(1830年頃)
「角福」の窯印有り
箱付き
サイズ : 直径 9.8cm± 高さ 2.0cm±
コンディション : 窯焼きの際に入った自然な焼きムラ・擦れ・釉薬の貫入等が有り、
(細かく診れば)縁や高台部の(肉眼では見えない程度の)微少な当たり等が有るかもしれませんが、
問題になるような欠けや割れは無く、江戸後期からの伝来品にしては、充分に満足のゆく良好な保存状態です。
吉田屋窯の歴史 : 文政7年(1824年)頃、”大聖寺の豪商”吉田屋伝兵衛門により、
古九谷焼の復元を目指して創設され、天保3年(1832年)頃に負債がかさみ、本業圧迫のため、撤退。
吉田屋窯の特徴 : 九谷焼史上最高の名を取る”小松の名工”粟屋源右衛門による繊細な絵付、
銘は「角福」で黒線書きの上に黄または緑の塗り。その絵付、釉薬の発色、艶が傑食の出来であることから、
加賀藩内外の再興九谷焼中、最高峰と言われ、明治〜現代の九谷焼作家の手本ともなっている(とはいえ、
吉田屋窯の釉薬や完全な発色の再現は不可能)。
落札希望価格 | 最高入札価格 |
ご入札者 | 入札締切日 |
on request | \160,000. | JUN | '02/9/25 |