※写真は、焦点があまく多少の歪みと反射や写り込みが有り、実際の色と若干異なっています。

コンディション ： 厳密に診ると、焼きムラ ／ ほとんど目立たない微少な当たり欠け ／ スクラッチ （ひっかき傷） ／ スージー・クーパー陶器特有の釉薬の網目状の貫入 ／ 模様のわずかな擦れ等は有りますが、 約６６年間も経過したアーズン・ウエア（陶器）にしては、よほど大事に使われてきたのか、問題になるような 大きな割れ・欠けは無く、全体的には、満足のゆく良好な状態を保っています。

スージー・クーパーの代表的デザインのひとつで、かつ、非常に人気のある”ドレスデン・スプレイ”パターンの・・・ グリーンとピンクのストリング状ストライプが施されたティー・サーヴィスです。 もちろん実用される場合が多いのですが、愛らしくも清々しい”トリオ”（ ※ ）がとても魅力的で、 飾って眺めているだけでも、何か幸せな気分になってきます。

スージー・クーパーの陶磁器は、日本でも、過熱気味の大ブームを巻き起こし、今では少し沈静化してきた と思われていますが、最近になって欧米の一流オークションでも扱い始めたほど、世界的には、”クラリス・ クリフ”同様、アール・デコのアプライド・アート・ピースとして、その人気が安定化してきました。

国内参考価格 ： つい最近まで、東京都内のアンティーク・ショップとデパートの骨董市で、”パトリシア・ローズ”パターンの トリオ１客が・・・なんと・・・１１万円前後で売られていました。（スージー・クーパー本人による手描きのプレート等を除いて） 少なくともある程度のセットものでなければ価値や意味や魅力を（筆者は）感じないスージー・クーパー作品が、 何故か日本では・・・価格を高く設定せざるを得ない”セットもの”では売りにくいのか？・・・ １客ずつバラ売りされることが多いようです。

お客様より上記の「国内参考価格」に対していただいた追加情報 ： 渋谷区******の************************（ アンティーク・ショップ ）で、パトリシ ア・ローズのトリオが１客１５万円でした。**********（ 銀座のデパート ）のアンティーク市でも１客１５万 円でした！定価なのかしら？また、****の************（ アンティーク・ショップ ）では、パトリシア・ロー ズのポットが１個３６万円、マフィン・ウォーマーには５０万円という法外な値がついていて、次に行った時 にはもう売れていました。お店の人によると、「パトリシア・ローズの珍しいモノは、入ったらすぐ売れます」とのことでした。 なんか、「最近、世の中スジの通らないこと多すぎません？」ですよね。／／／オークショニアより ： そっ、そう思います！！ ・・・大変貴重な情報をいただきまして誠にありがとうございました（ 再掲載させていただきました ）。