『グリーティング・カード(Lot2330)』
1908年
額付き
幸運を運んでくれそうなサムシング・オールド・・・
ロマンティックでセンティメンタルな石版画のグリーティング・カードです!!!
1908年
ドイツ
クロモ=リトグラフ(多色刷り石版画) : エンボス [ emboss ] (凹凸)加工され、一部が金彩されています。
※四つ葉のクローバーをいっぱいに載せた赤い靴の車を、とても楽しそうに運転するチェラブ
(翼を持つ子供の天使)の図柄で、”A Happy New Year” のメッセージが金で刷られています。
※裏面には、宛名・住所等の他に、1セントの切手と1909年(おそらく)1月2日の消印が有ります。
額付き : 現状はカードのみですが、落札決定後に、額装してお渡しします(新品の額を使用)。
カード・サイズ : 8.9cm± * 13.9cm±
額サイズ : 19.0cm * 24.0cm
コンディション : 一部に、わずかな紙ヤケ・汚れ・退色・(縁と角の部分の)脱落等が有りますが、
これは、作品の性格上、止むを得ないものであり、総体的には、この種の作品としては、充分に満足のゆく、
大変良好な状態を保っています。
欧米でベル・エポック [ belle epoque ] と呼ばれている時代(1895〜1914年頃)に
クロモ=リトグラフ手法 [ chromolithograph ] (多色刷り石版画)で制作された、
とても可愛いポストカード形式のグリーティング・カードです。
欧米では、こういったヴィンテージ・プリンティッド・エフェメラ [ vintage printed ephemera ] (※)の
熱心なコレクターが多く、定期的に専門のオークションが開催される程、大変に人気があります。
また、こういった時代を感じる何とも言えない美しい色のカードは、額装することで版画作品として充分に楽しめます。
※ エフェメラ [ ephemera ] (英語) とは、本来、「蜉蝣(かげろう)のように短命で儚い(はかない)もの」といった
意味ですが、芸術作品として制作された版画作品等とは異なり、同じ印刷物ではあっても、グリーティング・カードや葉書、
あるいは、商品ラベルやポスターといった、すぐに処分されてしまう(運命にある)印刷物の総称となっています。
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