ルイ・イカール
『おあずけ(我慢)』
”Patience”
1922年
額付き
誰でも思わず微笑んでしまう・・・
イカール一流のセンスを存分に発揮した・・・
心和むとても人気の高い作品です!!!
1922年
オリジナル銅版画 ( ドライ・ポイント / カラー・エッチング / アクアチント ) : イカールが自ら彫版した銅版画です。
額付き : 現状はシートのみですが、落札決定後に額装してお渡しします(新品の額を使用)。
右下 : ” Louis Icart ” の直筆サイン(鉛筆)有り
左下 : ” Ep. Art. ”(※) の表記(鉛筆)有り
※” Ep. Art. ” とは エプルヴ・ダルティスト [ epreuve d'artiste ] (仏語)を一部短縮したもので
( ”E.A.” と略されることもあります)、作家用に摺刷した作品という意味です。英語ではアーティスト・
プルーフ [ artist proof ] となります( ”A.P.” と略されることもあります)。
左上 : ” Publie par l'Estampe Moderne, 14 rue de Richeheu, Paris ” の刻字有り
レゾネ番号 : No.138 ( シファー・パブリシング出版 ”The Complete Etchings” P.70 に掲載 )
プレート・マーク・サイズ : 19.8cm± * 24.8cm±
コンディション : 紙ヤケ・シミ・退色もほとんど無く、例外的に良好な状態を保っています。
※イカールの版画作品は、雑に扱われてきたコンディションの悪いものが多く(コンディションの良いものの半額以下の
値しか付かない作品も沢山あります)、そういった作品を安く購入しケミカル・ウォッシュしたもの(漂白剤等に浸けて洗い、
それによって退色した色を後で彩色したもの)が売られているケースも間々ありますので、購入時には注意が必要です。
ところでイカールは、1950年にその生涯を閉じたため、2000年をもって、ベルヌ条約(著作権に関する国際条約)
に基づく版権が消滅しました。従って、イカール作品の所有者の方は、作品を単にアートとして鑑賞するだけでなく、
あらゆる商品のデザイン・ソースとして利用することが可能となりました。この事は、今後イカール作品を
資産面から評価する際に、大きな意味を持つものと思われます。
落札希望価格 | 最高入札価格 |
ご入札者 | 入札締切日 |
on request | \200,000. | Mi.Su. | '03/6/28 |