『アール・ヌーヴォー・ダイアモンド・ブローチ』
”An Art Nouveau White & Yellow Gold, Diamond Brooch”
ホワイト&イエロー・ゴールド・マウント(枠)
19世紀後半
フランス
アール・ヌーヴォーの香り漂う美しい曲線・・・
まさしく19世紀末といった雰囲気の
豪華なのに優美で可憐な
長く楽しめる飽きのこないダイアモンド・ブローチです!!!
マウント ( 枠 ) : ホワイト・ゴールドにイエロー・ゴールドの裏打ち ( 金の純度は不明 ※ ) / ピン付き
※ピンには刻印が有りますが、摩滅していて判読できません。なお、この時代の宝飾品のマウント(枠)には、
プラチナがまだ使用されていなかったため(プラチナの加工は当時では難しく、20世紀前半までは使われませんでした)、
銀やホワイト・ゴールドが使用されるのが一般的でした(高級な宝飾品の場合は、通常、イエロー・ゴールドが
裏打ちされています)。逆に考えると、こういった高級宝飾品のマウントに銀やホワイト・ゴールドが使用されているのは、
アンティーク・ジュエリーの証拠だとも言えます。
サイズ : タテ 3.5cm± ヨコ 3.5cm±
コンディション : 厳密に診れば、マウント(枠)にパティナ(※)や僅かな歪み・当り・スクラッチ(引っかき傷)等が有り、
更に厳密に診れば、ごく一部の石に(アンティークの宝飾品では自然なことですが)ルーペで見なければ判らない程度の
チップ(欠け)が有るかもしれませんが、問題になるような大きな瑕疵(かし)も無く、制作後100年以上経過している
作品にしては、充分に満足のゆく、大変に良好な保存状態です。
※ パティナ [ patina ] : パティナにはサビの意味もありますが、古色、古艶(つや)といった(古く好ましい味という)
意味合いで使用される場合も多く、こういった作品の場合は、肯定的にとらえるべきものだと思います
落札希望価格 | 最高入札価格 |
ご入札者 | 入札締切日 |
on request | \80,000. | Hiro | '03/7/1 |