『ダイアモンド&パール・ネックレス』
”A Diamond & Pearl Necklace”
ホワイト&イエロー・ゴールド・マウント(枠)
20世紀初頭
英国
慎ましく存在を主張するパール・・・
ピリオド・ジュエリーらしい優雅で可憐で繊細なデザインの
飽きがこないで長く楽しめるネックレスです!!!
マウント ( 枠 ) : ホワイト・ゴールドにイエロー・ゴールドの裏打ち ( 金の純度は共に14金 ※ )
※ ホワイト・ゴールドのチェーンの留め金とイエロー・ゴールドのペンダント・ヘッド裏打ち部に
”585”の刻印 (24金 X 0.585 ≒ 14金) が有ります。なお、この時代のダイアモンド等のマウント(枠)には、
プラチナがまだ使用されていなかったため(プラチナの加工は当時では難しく、20世紀前半までは使われませんでした)、
銀やホワイト・ゴールドが使用されるのが一般的でした(高級な宝飾品の場合は、通常、イエロー・ゴールドが
裏打ちされています)。逆に考えると、こういったダイアモンド中心の宝飾品のマウントに
銀やホワイト・ゴールドが使用されているのは、アンティーク・ジュエリーの証拠だとも言えます。
サイズ : ペンダント・ヘッドの幅 約 1.3cm / チェーン込みの長さ 約 46.5cm
コンディション : 厳密に診れば、マウント(枠)にパティナ(※)や僅かな歪み・当り・スクラッチ(引っかき傷)等が有り、
更に厳密に診れば、ごく一部の石に(アンティークの宝飾品では自然なことですが)ルーペで見なければ判らない程度の
チップ(欠け)が有るかもしれませんが、問題になるような大きな瑕疵(かし)も無く、制作後1世紀近く経過している
作品にしては、充分に満足のゆく、大変に良好な保存状態です。
※ パティナ [ patina ] : パティナにはサビの意味もありますが、古色、古艶(つや)といった(古く好ましい味という)
意味合いで使用される場合も多く、こういった作品の場合は、肯定的にとらえるべきものだと思います
参考価格 : ご出品者様が本作品を(デパート等でも展示即売会を開催している)東京都内の
大手アンティーク・ジュエリー業者さんから約8年前に購入された際の価格は \780,000.(78万円/税込) だったそうです。
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