アール・ヌーヴォー&アール・デコ/ガラス

リシャール

『湖畔風景文花器』

1920年代

フランス





1920年代に数多くの優れたアート・グラス作品を制作し

国際的なオークションでも高い評価を受けながら

その人となりが不明で

ミステリアスな作家と呼ばれているリシャール・・・

そのリシャールが得意としたカメオ技法による

とても美しい風景文の花器作品です!!!


リシャール [ Richard ]

※ リシャールは、ガレやドームも工房を構えていたフランスのナンシーで制作活動を行い、 数多くの秀作を残していますが、そのフル・ネームおよび生没年等の略歴は、 芸術ガラス作品の研究家でさえ「不明」としています(サーチ・エンジンの“Google”によって、 ”Richard Cameo Glass” のキーワードで検索されれば、数多くの作品を閲覧できます)。

1920年代(と推定) フランス / ナンシー

側面下部に ” Richard ” の陽刻サイン(酸化腐食彫り)有り

サイズ : 高さ 21.8cm± 台座の幅 12.8cm±


詩情豊かな湖畔風景が、多層ガラス(乳白色の半透明ベースに赤みがかった紫の ガラスを被せてあります)にカメオ技法(酸化腐食彫り)で、 非常に丁寧に、かつ、効果的に施されています。

コンディション : 詳細に診れば、多少の汚れが一部有り、更に厳密に診れば、 (制作後、約80年近く経過しているガラス作品ですから自然な事ですが)多少の擦れや スクラッチ(引っかき傷)、あるいは、ピンホール・ニック(針の先で突いたような刻み目や穴状のくぼみ)等も 有るかもしれませんが、写真の通り、問題になるような大きな瑕疵(かし)は無く、全体的には、完品と言える程の、 大変に良好な状態を保っています。

※ 本作品は、底部が重いため、かなり倒れ難く、とても安定感があります。

※ こういったガラス作品は、掲載写真の色合いの違いでもお判りのように、照明の当て方で、かなり異なって見えます。

※ 本作品の様な濃い色合いのガラス作品は、光源(電球)を中や後ろに置く事で、濃い部分の部分の色が、より鮮やかに見えます。




※写真は、焦点があまく、多少の歪みと写り込みが有り、実際の色と若干異なっています。


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