楽 惺入
『三嶋酒呑』
共箱付き
滅茶苦茶にレアな彫り三島写の盃・・・
共箱付きで資産性も存分ながら
大吟醸で一杯やってみたい・・・
収集家ならずとも
本当に涎の垂れる・・・
遊び心が溢れ
眺めているだけでも楽しい
究極の「用の美」を感じる秀作です!!!
作者 : 楽 惺入 (十三代 楽 吉左衛門) [ Seinyu Raku / Kichizaemon the 13th ] ( 日本 : 1887 - 1944年 )
底部(高台脇)に陽刻による 「楽」 の印(印銘)有り
共箱 : 蓋表面に 「三嶋 酒呑」 の銘 / 蓋内面に落款(「十三代造」 の署名と 「楽」 の印)有り
サイズ : 口径 6.6cm± 高さ 2.8cm±
コンディション : 高台に制作時からの窯キズが有りますが、問題になるような瑕疵(かし)は無く、大変に良好な状態を保っています。
・・・以下、ご出品者様のコメントを掲載させていただきます(弊社で要約/順不同)・・・
●楽家十三代惺入による彫り三島写の盃です。楽の盃は数も少なく、こういった彫り三島写などは
とても珍しい物なので、コレクションとしても価値がある事でしょう。
●十三代楽吉左衛門惺入の相次ぐ戦争の時代を生きた57年の生涯は、決して恵まれた環境とは
いえませんでしたが、作風は伝統的な楽茶碗のスタイルに沿った惺入自身の真面目な性格が伺われるものでした。
また釉薬についても、各地の様々な鉱石を採取し、釉薬に使用すべく研究を重ね、鉱石釉や蛇褐釉等、
独特のものを開発しました。
●この作品は平盃ですが、銘が自分に正面を向くように置くと、一箇所だけ、口縁の下をわずかにくぼませて
口当たりをよくした部分が有る事が判ります。楽茶碗に正面があるように、盃にも正面を作っているのです。
さすがは「茶碗師」楽家の仕事と言えます。
●本作品の釉は、時代を経て銀化が始まっており、黄金色の不思議な輝きを見せています。
酒を注ぐと、蜂蜜色にきらめいて大変綺麗です。本当に味わい深い逸品だと思います。
※写真は、焦点があまく、多少の歪みと反射が有り、実際の色と若干異なっています。
落札希望価格 | 最高入札価格 |
ご入札者 | 入札締切日 |
on request | \395,000. | S.HARA | '04/1/31 |