唐三彩
『鳳首口水注』
7-10世紀(唐代)
中国
箱付き
釉が良く溶け合った素晴らしい色合い・・・
中国陶磁のレベルの高さを感じる
本当に有り難く貴重なお宝です!!!
7−10世紀(中国/唐代)と推定
箱付き : 布張りの箱です。
サイズ : 幅(首を含む) 8.9cm± 高さ 5.8cm±
コンディション : 詳細に診れば、発掘時に起因すると思われる口縁のごく小さな削げ・
釉薬の貫入(この時代に制作された三彩陶器の特徴でもあります)や擦れ・自然な焼きむら・
高台部のわずかな当たり・汚れ等が有り、更に厳密に診れば、欠け・割れとは呼べない
(肉眼では識別不可能なレベルの)微少な当たり等が有るかもしれませんが、
問題になるような大きな瑕疵(かし)は無く、唐代の三彩陶器としては、
非常に満足のゆく、大変に良好な状態を保っています。
●唐三彩らしいおおらかで端正なフォルム。茶、緑、透明の釉が互いに良く溶け合い、素晴らしい色合いを呈しています。
●釉際と見込みは時代なりに銀化しています。
●発掘時のごく小さな釉剥がれが口縁に有りますが、取り立てて問題になるものではありません。
●壷の片方には鳳首があって、口の穴は中に通じています。 また、内部も前面に施釉してあり、水漏れはありません。
●正式な用途は不明ですが、水注に使われたのではないでしょうか。
●こんな水注で唐三彩の陶硯に水をさし、唐の墨をする・・・想像するだに素晴らし趣向です。
落札希望価格 | 最高入札価格 |
ご入札者 | 入札締切日 |
on request | \250,000. | yasu | '04/5/18 |