ルイ・イカール
『海の声(唄)』
”Song of the Sea (Le Coquillage)”
1936年
額付き
爽やかな微笑をうかべる美女・・・
素晴らしい色彩の
とても人気の高いイカール作品です!!!
1936年
オリジナル銅版画 ( ドライ・ポイント / カラー・エッチング / アクアチント ) : イカールが自ら彫版した銅版画です。
額付き
右下 : ” Louis Icart ” の直筆サイン(鉛筆)有り
左下 : ウインドミル(風車)のアーティスト・ブラインド・スタンプ(※)有り
※イカールの多くの作品に付与されているこの打ち出しスタンプ(エンボス・マーク)は、
アメリカ市場に供給する目的で制作された(作品である)事を示すためのものです。
レゾネ番号 : No.470 ( シファー・パブリシング出版 ”The Complete Etchings” P.222 に掲載 )
イメージ・サイズ : 47.6cm± * 37.8cm±
シート・サイズ : 76.0cm± * 56.5cm±
額サイズ : 約 86.9cm * 約 69.8cm
コンディション : 額に多少の(塗装の)剥脱箇所や当り等が有り、
厳密に診れば、シートにもわずかなフォクシング(斑点状のシミ)等が有りますが(版面のブルー地の右側にある
大小の黒いシミの様な箇所は、制作時に刷られたもので、後にできたシミではありません)、
イカール作品に有りがちの紙ヤケや退色もほとんど無く、制作後約70年近く経過した
版画作品にしては、充分に満足のゆく大変に良好な状態を保っています。
※ イカールの版画作品は、雑に扱われてきたコンディションの悪いものが多く(コンディションの良いものの半額以下の
値しか付かない作品も沢山あります)、そういった作品を安く購入しケミカル・ウォッシュしたもの(漂白剤等に浸けて洗い、
それによって退色した色を後で彩色したもの)が売られているケースも間々ありますので、購入時には注意が必要です。
※ イカールは、1950年にその生涯を閉じたため、2000年をもって、ベルヌ条約(著作権に関する国際条約)
に基づく版権が消滅しました。従って、イカール作品の所有者の方は、作品を単にアートとして鑑賞するだけでなく、
あらゆる商品のデザイン・ソースとして利用することが可能となりました。この事は、今後イカール作品を資産面から評価する際に、
大きな意味を持つものと思われます。
落札希望価格 | 最高入札価格 |
ご入札者 | 入札締切日 |
on request | \500,000. | whiterun | '04/9/2 |