ルイ・イカール
『ジョイ・オブ・ライフ』
“ Joy of Life (Joie de Vivre) ”
1929年
額付き
そよ風に吹かれて爽やかな微笑をうかべる美女・・・
嬉しそうな表情で寄り添う犬・・・
作品のタイトル通り「生きる喜び」を表現した
とても人気の高いイカールの代表作品です!!!
1929年
オリジナル銅版画 ( ドライ・ポイント / カラー・エッチング / アクアチント ) : イカールが自ら彫版した銅版画です。
額付き
右下 : ” Louis Icart ” の直筆サイン(鉛筆)有り
左上 : ” = Copyright 1929 by L. ICART = Paris ” の刻字有り
左下 : ウインドミル(風車)のアーティスト・ブラインド・スタンプ(※)有り
※イカールの多くの作品に付与されているこの打ち出しスタンプ(エンボス・マーク)は、
アメリカ市場に供給する目的で制作された(作品である)事を示すためのものです。
レゾネ番号 : No.359 ( シファー・パブリシング出版 ”The Complete Etchings” P.169 に掲載 )
イメージ・サイズ : 59.4cm± * 38.5cm±
マットの窓サイズ : 64.0cm± * 42.0cm±
額サイズ : 約 91.2cm * 約 71.3cm
コンディション : 額の若干の(塗装の)剥脱箇所や当り・マットのシミ(左下)等が有り、厳密に診れば、
シートにも多少の紙ヤケ・フォクシング(斑点状のシミ)・ごくわずかな指跡の様な折れ(シートの右上中ほど)
が有りますが、イカールの版画作品に有りがちのひどい退色もあまり無く、
制作後70年以上経過した版画作品にしては、(額は開けていませんので、正面から診る限り)
充分に満足のゆく状態を保っています。
※ イカールの版画作品は、雑に扱われてきたコンディションの悪いものが多く(コンディションの良いものの半額以下の
値しか付かない作品も沢山あります)、そういった作品を安く購入しケミカル・ウォッシュしたもの(漂白剤等に浸けて洗い、
それによって退色した色を後で彩色したもの)が売られているケースも間々ありますので、購入時には注意が必要です。
※ イカールは、1950年にその生涯を閉じたため、2000年をもって、ベルヌ条約(著作権に関する国際条約)
に基づく版権が消滅しました。従って、イカール作品の所有者の方は、作品を単にアートとして鑑賞するだけでなく、
あらゆる商品のデザイン・ソースとして利用することが可能となりました。この事は、今後イカール作品を資産面から評価する際に、
大きな意味を持つものと思われます。
落札希望価格 | 最高入札価格 |
ご入札者 | 入札締切日 |
on request | \331,000. | H.Kan | '04/11/12 |