李朝古三島
『古三島徳利』
朝鮮/李朝初期
箱付き
時代を感じる何とも好ましい古色と艶・・・
眺めて愛で
使って愛でる
存在感溢れる李朝初期の逸品です!!!
朝鮮/李朝初期と推定
箱付き
サイズ : 最大幅 10.0cm± 高さ 15.0cm±
コンディション : 口縁部に金繕いが数箇所有りますが、真面目に直されている事に好感を覚えますし、
それが景色になっていて、好ましい古さを感じる事ができます。また、厳密に診れば、釉薬の剥脱箇所や
擦れ等も有りますが、制作後かなり経過した古三島にしては、問題になるような大きな欠け・割れも無く、
総体的には、充分に満足のゆく良好な状態を保っています。
●李朝を代表する陶磁の一つ、古三島の徳利です。
●白泥を装飾に用いる古三島は、粉青沙器(ふんせいさき)とも呼ばれていますが、胎土が軟らかいうちに
押し型で文様を陰刻し、その表面に白泥を塗り、やや乾いてから白泥をふき取り、透明釉をかけて焼成します。
●古三島には、暦手、彫り三島などありますが、これは花三島とよばれるもので、白黒象嵌になっています。
●発掘伝世ですが、よく使われており、土臭さは全くなく、味もついています。
●この作品には、多少のカセや金繕いは有りますが、傷がこれだけ少ない古三島は非常に貴重です。
●水に濡らすと一層艶が出て素晴らしい雰囲気になります。
●花入れ、徳利に実用可能です。胴も太く堂々としており、大きさがお茶に用いられる「お預け徳利」に最適です。
●古三島は酒器として大変人気があり、発掘伝世でも傷が少なければ、徳利によいものは60万円前後はします。
落札希望価格 | 最高入札価格 |
ご入札者 | 入札締切日 |
on request | \170,000. | hiro | '04/5/29 |