古伊万里
『周辺陽刻如意頭文窓絵山水人物文輪花七寸皿』
江戸前期
桐箱付き
「如意頭」に「山水人物」の絵付け・・・
一見しただけで上手の作品である事が伺える
江戸前期の大変美しく入手困難な七寸皿です!!!
江戸前期(1650−1660年頃)と推定
桐箱付き(時代箱ではありません)
サイズ : 直径 21.3cm± 高さ 3.1cm±
参考文献 : 「新集成伊万里」(小木一良著/里文出版)P.289 に類似作品(358)掲載
コンディション : 高台部の窯キズの様にも見える小さな削げ(2箇所)・
窯焼きの際に入った自然な焼きムラ(灰跡等)・窯キズ・擦れ・呉須のながれ等が有り、
更に厳密に診れば、(肉眼では判らない程度の)微少な当たり等が有るかもしれませんが、
問題になるような大きな欠けや割れは無く、江戸前期からの伝来品にしては、充分に満足のゆく、
良好な状態を保っています。
●江戸前期の1650−60年頃に樋口窯で焼かれた貴重なお皿です。
●白磁のお皿の周辺に如意頭の陽刻文を8個配し、その内側に八角形の窓絵を作り、山水画を楽しむ老人を描いています。
●江戸初期から前期は、中国の絵柄手法を取り入れたものが多く、徐々に日本独自の画表
へと移っていきますが、この作品にも、中国明末期の景徳鎮の染付けの描画法が伺えます。
●江戸前期からの伝来品で、この作品のように状態の良いものは、今日、非常に入手困難です。
落札希望価格 | 最高入札価格 |
ご入札者 | 入札締切日 |
on request | \95,000. | hiro | '04/7/15 |