版画

ルイ・イカール

『差し向かい(午後のおしゃべり)』

“Tete-a-Tete”

1914年

額付き




※写真は、焦点があまく、多少の歪みと照明による明暗や色ムラが有り、実際の色彩と若干異なっています。
※写真では、作品の一部に赤や緑のうっすらとした斑点状のシミが有るように見えますが、実際の作品には有りません。


アンニュイな午後に

おしゃべりにふける二人の美女・・・

とても繊細なイカールの初期作品です!!!


作者 : ルイ・イカール [ Louis Icart ] ( フランス : 1888 - 1950年 )

1914年

オリジナル銅版画 ( ドライ・ポイント / カラー・エッチング / アクアチント ) : イカールが自ら彫版した銅版画です。

額付き

右下 : “ Louis Icart ” の直筆サイン(鉛筆)有り

左下 : “ 33/125 ” のエディション番号とおぼしき数字の書き込み有り

レゾネ番号 : No.42 ( シファー・パブリシング出版 “The Complete Etchings” P.25 に掲載 )

イメージ・サイズ : 27.3cm± * 34.3cm±

プレート・マーク・サイズ : 29.5cm± * 36.0cm±

額サイズ : 約 58.5cm * 約 66.0cm


コンディション : 額に多少の(塗装の)剥脱箇所や当り等が有り、厳密に診れば、 シートにも多少の紙ヤケやフォクシング(斑点状のシミ)等が有りますが、イカールの版画作品に有りがちの ひどい退色もほとんど無く、制作後90年近く経過した版画作品にしては、(額は開けていませんので、 正面から診る限り)充分に満足のゆく大変に良好な状態を保っています。

※ イカールの版画作品は、雑に扱われてきたコンディションの悪いものが多く(コンディションの良いものの半額以下の 値しか付かない作品も沢山あります)、そういった作品を安く購入しケミカル・ウォッシュしたもの(漂白剤等に浸けて洗い、 それによって退色した色を後で彩色したもの)が売られているケースも間々ありますので、購入時には注意が必要です。

※ イカールは、1950年にその生涯を閉じたため、2000年をもって、ベルヌ条約(著作権に関する国際条約) に基づく版権が消滅しました。従って、イカール作品の所有者の方は、作品を単にアートとして鑑賞するだけでなく、 あらゆる商品のデザイン・ソースとして利用することが可能となりました。この事は、今後イカール作品を資産面から評価する際に、 大きな意味を持つものと思われます。


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