陶磁器

古伊万里

『染付楼閣山水文壷』

江戸前期(1660-70年頃)

箱付き




※写真は、焦点があまく、多少の歪みと反射が有り、実際の色と若干異なっています。


発色の良い呉須で丁寧に描かれた

山紫水明で深淵な「楼閣山水文」・・・

非常に貴重で大変に入手困難な

江戸前期に制作された上手の「袋もの」・・・

大型でとても存在感のある古伊万里の逸品です!!!


古伊万里 : 染付壷

江戸前期(1660-70年頃)と推定

箱付き

サイズ : 高さ 25.6cm± 最大幅 24.0cm±


コンディション : 窯焼きの際に入った自然な焼きムラ(灰跡等)・窯キズ・擦れ・呉須のながれ・ 釉ぎれ等が有り、(ごく厳密に診れば)縁や高台部に(肉眼では判らない程度の)微少な当たり等が 有るかもしれませんが、問題になるような大きな欠けや割れは無く、江戸前期からの伝来品にしては、 満足のゆく、非常に良好な状態を保っています(掲載写真には、同じ様な箇所に似た様な照明の 反射が白く写っていますが、実際の作品にはございません)。


・・・以下、ご出品者様のコメントを掲載させていただきます(弊社で要約/順不同)・・・

●本作品は、その作行きから、1660〜70年頃に制作された元禄期以前のものと推定できますので、時代区分では江戸前期になります。

●この後、時代が下りますと、壷は窓絵形式のものが主流となります。

●数箇所に釉ぎれが有りますが、当時の制作工程の都合上、これこそが江戸前期の作の証しとも言えますし、
  江戸前期の伝世品としては最高の状態を保っており、これほどの作品は、今日では、極めて入手困難です。

●壷全体に深淵な山紫水明の絶景が描かれたこの作品を見るにつけ、遠き時代に大自然と共存していた人々の姿が心に蘇り、
   鑑賞する者の心を安らげてくれます。観れば観るほど、何とも言えぬ静寂感に包まれる、床の間等に飾るには最高の作品です。



ご出品者様におかれましては、こんな貴重な作品を快くご提供いただきまして、衷心より厚く御礼申し上げます。



※写真は、焦点があまく、多少の歪みと反射が有り、実際の色と若干異なっています。


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on request private nishi '04/11/8
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