ヴィンテージ・プリンティッド・エフェメラ

『ヴァレンタイン・カード(鬼ごっこをする天使)』

Vintage Printed Ephemera

“A Valentine Card”

20世紀初頭

額付き




※写真は、焦点があまく多少の歪みが有り、実際の色と若干異なっています。


今から100年近くも昔

恋人達がその胸のうちを一枚の美しいカードに託した・・・

そんな古き良き時代のロマンスを今に伝える

ベル・エポックのとても可憐なヴァレンタイン・カードです!!!


ヴィンテージ・プリンティッド・エフェメラ : ヴァレンタイン・カード

20世紀初頭

クロモ=リトグラフ(多色刷り石版画) : エンボス [ emboss ] (凹凸)加工され、一部が金彩されています。

額付き : 現状はカードのみですが、落札決定後に、額装してお渡しします(新品の額を使用)。

カード・サイズ : 8.8cm± * 13.9cm±

額サイズ : 24.0cm * 29.0cm


コンディション : 一部に、わずかな紙ヤケ・汚れ・退色・(縁と角の部分の)脱落等が有りますが、 これは、作品の性格上、止むを得ないものであり、総体的には、この種の作品としては、充分に満足のゆく、 大変良好な状態を保っています。

欧米でベル・エポック [ belle epoque ] と呼ばれている時代(1895〜1914年頃)に クロモ=リトグラフ手法 [ chromolithograph ] (多色刷り石版画)で制作された、 とても可愛いポストカード形式のヴァレンタイン・カードです。 欧米では、こういったヴィンテージ・プリンティッド・エフェメラ [ vintage printed ephemera ] (※)の 熱心なコレクターが多く、定期的に専門のオークションが開催される程、大変に人気があります。 また、こういった時代を感じる何とも言えない美しい色のカードは、額装することで版画作品として充分に楽しめます。

※ エフェメラ [ ephemera ] (英語) とは、本来、「蜉蝣(かげろう)のように短命で儚い(はかない)もの」といった 意味ですが、芸術作品として制作された版画作品等とは異なり、同じ印刷物ではあっても、グリーティング・カードや葉書、 あるいは、商品ラベルやポスターといった、すぐに処分されてしまう(運命にある)印刷物の総称となっています。

ところで、日本でヴァレンタイン・デー(2月14日)といえば、女性から男性にチョコレートを贈る日となっていますが、 欧米では、従来より、愛を告白する目的で、男女を問わずカードを贈りあう慣わしになっています。 しかも匿名が原則で(カードには署名せず)、言葉もなるべく少なくし、花の切り抜きを貼り付けたり絵を描いて、 花言葉で気持ちを伝えるという、ゲーム性に満ちたとてもロマンティックで待ち遠しい日なのです。


<使用予定額>

※写真は、焦点があまく多少の歪みが有り、実際の色と若干異なっています。


落札希望価格
現在の
最高入札価格
ご入札者 入札締切日
設定しません \8,000. 1114 '06/6/19
※落札されました