ドーム
『ななかまど文花器』
20世紀初頭
フランス
可愛らしい赤い実を付けた“ななかまど”の姿・・・
小振りでも非常に凝った作行きで
存在感があって飾り映えのする
ドーム特有の雰囲気を持つとても美しい作品です!!!
20世紀初頭 フランス / ナンシー
側面下部に “ DAUM NANCY ‡ ” の陽刻サイン(酸化腐食彫り)有り
※ ‡ : ロレーヌの十字架 [ 仏語 : croix de Lorraine / 英語 : cross of Lorraine ] と呼ばれている
フランス/ロレーヌ地方(ナンシーのあるフランス北東部)で使われていた十字架マークです。
サイズ : 高さ 8.1cm± 口径 4.5cm±
赤茶からこげ茶の地模様が施された半透明の黄色ガラスに、非常に丁寧なカメオ技法(酸化腐食彫り)と
緑と赤のエナメル彩によって、“ななかまど”の葉と茎と実の写実的で繊細な愛らしい装飾が施されています。
コンディション : 詳細に診れば、多少の汚れが一部有り、更に厳密に診れば、
(制作後、約100年近く経過しているガラス作品ですから自然な事ですが)多少の擦れや
スクラッチ(引っかき傷)、あるいは、ピンホール・ニック(針の先で突いたような刻み目や穴状のくぼみ)等も
有るかもしれませんが、写真の通り、問題になるような大きな瑕疵(かし)は無く、全体的には、完品と言える程の、
大変に良好な状態を保っています。
※ こういったガラス作品は、掲載写真の色合いの違いでもお判りのように、照明の当て方で、かなり異なって見えます。
※ 専門家の鑑定を経ないで直接出品できるフリーマーケット的なネット・オークションでは
仕方ない事だとは思いますが、東欧あたりで現在作られているドームやガレの
真新しい“コピー商品”の刻印の一部(例えば、ドームやガレの複製品だという事を
示すために、サインの脇に入れられている“TP”や“TIP”の文字等)を
削り落したものや、欧米の蚤の市でよく売られている(わざと古色を付けた様な)悪意のある
明らかな“ニセ物”が出品されてるケースを数多く見かけますので、
何卒お気を付けくださいませ(“コピー商品”や“ニセ物”は、
まともなオークション会社では出品を受け付けませんので、
その査定価格は限りなく“ゼロ”だという事になります・・・ちなみに、
弊社オークションの作品は、厳正な鑑定を経て出品されていますので、
ご安心ください)。
※写真は、焦点があまく、多少の歪みと写り込みが有り、実際の色と若干異なっています。
落札希望価格 | 最高入札価格 |
ご入札者 | 入札締切日 |
on request | \275,000. | teson | '05/6/6 |