『時代蒔絵桜下楼閣遊船文中次』
江戸後期(幕末頃)
桐箱付き
龍頭鳳首の船で舟遊びを楽しむ雅な人々・・・
非常に優れた技術で絵付けされた
目を見張るほど素晴らしい時代蒔絵の逸品です!!!
江戸後期(幕末頃)と推定
桐箱付き
サイズ : 口径 6.7cm± 高さ 6.8cm±
コンディション : ごく厳密に診ると、多少の引っかき傷や当たり等が有るかもしれませんが、江戸後期(幕末頃)に
制作された漆器にしては、総体的に、非常に満足のゆく良好な状態を保っています。
●この作品は、幕末頃のものと思われ、古い仕覆(しふく)も時代に沿っています。
●満開の桜の下で、龍頭鳳首の船を浮かべ、優雅に舟遊びをする貴族の光景を、
素晴らしい蒔絵の手法で描いています。
●中次(なかつぎ)というのは、薄茶器の一種で、円筒形の胴の中央部に合わせ目が有る事に由来し、
本来は、内外とも全部「真塗」で
形も単純なものでしたが、後には、蒔絵や溜・朱・摺漆等の
塗りもでき、また、合口の位置の移動や蓋の形状の変化も生まれました。
●保存状態は、合口の口の部分の緩みや歪みも無く、大変に良好です。
●時代を経て蒔絵の色も落ち着いているので、派手過ぎず、棚飾り(お茶のお手前)に用いると、大変風流な趣を楽しめます。
※写真は、焦点があまく、照明による明暗や多少の歪みが有り、実際の色と若干異なっています。
落札希望価格 | 最高入札価格 |
ご入札者 | 入札締切日 |
on request | \200,000. | EH | '06/5/1 |