古伊万里
『染付麒麟文陽刻七寸皿』
江戸中期
桐箱付き
雲を表現した陽刻・・・
鉄釉の口紅・・・
当初より鑑賞目的で制作されたと思われる
非常に作行きが良く見所の多い
古伊万里染付作品の逸品です!!!
江戸中期(1730〜50年頃)
底部に銘(窯印)有り
桐箱付き
サイズ : 直径 22.4cm± 高さ 3.3cm±
コンディション : 窯焼きの際に入った自然な焼きムラ(灰跡等)・窯キズ・擦れ・呉須のながれ・釉ぎれ等が有り、
(ごく厳密に診れば)縁や高台部に(肉眼では判らない程度の)微少な当たり等が有るかもしれませんが、
問題になるような欠けや割れは無く、江戸中期からの伝世品にしては、非常に良好な状態を保っています。
●中央に大型の麒麟文を配し、周りを陽刻で雲の模様を施して、更に鉄釉で口紅仕上げがされている非常に手の込んだ作品です。
●この図柄は非常に縁起の良いもので、江戸後期まで何度も制作されていますが、本作品は、優れた丁寧な絵付けや
陽刻文の素晴らしさから、同仕様作品の中でも初めの頃のものと断定できます。なお、同図柄のものが、**コレクションにも
収蔵されていますが、本作品の方が、古さ、出来の良さとも数段上です。
●本作品は、小生の父の持ち物ですが、その父の友人である****先生にみてもらっていますので、
真作に間違いございません。ちなみに****先生は、古陶磁の有名な権威で、古伊万里や鍋島に関する多数の
著作があり、渋谷の**美術館や栃木の**美術館の鑑定委員をなさっています。
※写真は、焦点があまく、多少の歪みと反射や写り込みが有り、実際の色と若干異なっています。
落札希望価格 | 最高入札価格 |
ご入札者 | 入札締切日 |
on request | private | T0825 | '07/9/13 |