古伊万里
『染付鹿紅葉文七寸皿』
江戸中期
美しい呉須のとても能筆な絵付け・・・
一見しただけでかなり上手の作品である事が伺える
非常に保存状態の良い古伊万里の逸品です!!!
江戸中期(1690〜1710年頃)と推定
サイズ : 直径 22.6cm± 高さ 4.0cm±
参考文献 : 「柴田コレクション総目録」(佐賀県立九州陶磁文化館編集)P.300(2342)に類似作品掲載
コンディション : 詳細に診れば、窯焼きの際に入った自然な焼きムラ(灰跡等)・釉薬の擦れ・呉須のながれ・
釉ぎれ等が有り、更に厳密に診れば、縁や高台部に(肉眼では判らない程度の)微少な当たり等が
有るかもしれませんが、問題になるような大きな欠けや割れは無く、江戸中期からの伝世品にしては、
例外的に良好な状態を保っています。
例えば、鹿の絵付けの上などの釉薬の表面をよく目を凝らして観れば、新物では絶対に付かない様な
細かい擦り傷がありますが、全体的な保存状態は非常に良く、目利きの方がおっしゃる
「大切に伝えられたあまり使われていない上手の作品は、つい最近作られた様な感じで、
大名の家に伝わっている道具などは、まっさらに見えるものです」といった状態です。
また、呉須の発色も筆使いも、この時代の「藍柿右衛門」の特徴を備えていて、
今の技術や呉須でコピーできる様なレベルのものではありませんし、
これ程のものは、なかなか入手できないと思います。
※写真は、焦点があまく、多少の歪みと反射や写り込みが有り、実際の色と若干異なっています。
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on request | private | km | '09/1/27 |